今日は2019年度の最終日ですが、浮かない・晴れない・・・気持ちが。
・・・理由はそう、新型コロナウイルス・・・感染拡大防止のためとはいえ未だ絵画教室の一部が休講(自粛)したままの状態、15周年記念展も延期、年度末表彰式も作品返却もおあずけ、転校・卒業生のお別れ会も、新年度コンクールのスタートも不十分で、気になる子供たちの顔も見ることができないまま年度を跨ぐしかない・・・こんな憂鬱な年度末ははじめてだ。
一ヶ月を超える長期戦となっているこの休講に、ウイルスそのものというよりもコロナという“毒”に、精神が蝕まれている事実を自覚せざるを得ない・・・休まされる子供たちも、休ませる大人だってそう・・・不健康極まる精神状態にイライラ・ギスギス・・・息苦しい・・・真綿で首を締められるとは正にこのことなのだろう・・・はやく活動を再開しなくては本当に窒息してしまう・・・。
15年目となる絵画教室人生において最悪極まるこの状況に・・・、不完全燃焼な心境に・・・、先の見えない現実への無力さに・・・この一年を振り返る気力すら失せてしまう。
しかし、確かに言えることは 『芸術による教育』 を旨に “誰もが楽しく過ごせて、不思議とためになる理想の教室” を目指して “この道” をここまで進んできたという事実・・・そして “この道” にはまだ先があると信じて大切な人をたくさん巻き込んでしまっていることへの責任。
果たさなければならない義務がある。
ここからが正念場。
試されているのは “美術の力” 。
気落ちしてなんかいられない…先に進む以外に選択肢はない。
私たち「絵画教室」にとってこの2020年は15周年の節目であり、 “五ヶ年計画” 最後の年・・・年始にかかげた年度目標は 『美術の子沢山な教室!』
*
ただでさえ未開の道なのに、コロナという見えない敵にまで阻まれ・・・、理解者が、協力者が、仲間が、己に力がもっともっと欲しい!
会場を管理してくださる方々、代表を担ってくれるお母さん、運営を手伝ってくれるSTAFFの皆さん、理解ある保護者の方々、この教室を愛してくれる子供たち・会員の皆さん・・・そして、共に戦ってくれる 油絵の先生 と イラストの先生 。
節目となるこの年を “起死回生” とするために、これからも “この道” のこの先を目指してゆけるように・・・引き続き “その力” を貸してください。
2019年度お世話になり、本当にありがとうございました。
2020年度も「絵画教室のいち」をよろしくお願いいたします。
応援してくださった皆さんありがとうございました!